狂犬病ワクチン(Rabies)

 説明
概要 狂犬病は日本やヨーロッパ、オセアニア地域の一部は洗浄地域とされていますが、世界的に流行しています。特にアジアは流行地域であり、渡航の際に注意が必要な感染症の一つです。犬だけでなく、その他の感染動物に噛まれることで唾液から感染し、体内に侵入したウイルスが神経病原性を引き起こします。また、1度発症するとほぼほぼ100%死亡すると言われ、年間5万人が亡くなっていると言われています。
流行地域 一部を除く全世界。特に南アジア、アフリカなどの発展途上国に多くなっています。
製剤の特性 ニワトリ胚細胞から弱毒化した狂犬病ウイルスを培養し、不活化、精製などをすることで作られます。
摂取スケジュール 初回、4週間、6~12週間(曝露(咬傷)前、国産ワクチンの場合)
有効性 曝露(咬傷)前接種と曝露接種があり、曝露(咬傷)前接種を行うことで免疫の獲得が期待できるとともに、曝露(咬傷)後接種の回数も少なくなります。
副反応 一過性ですが、発熱や発赤、腫脹、疼痛等が現れることがあります。また、含有されるゼラチンのアレルギー報告もあります。
その他の留意点 野生動物との接触が予想される際には接種をおすすめ致します。狂犬病が報告される地域でイヌ等の動物に噛まれた場合には直ちに、石鹸と流水、洗剤等で最低 15 分間、傷の洗浄を行ってください。また、噛まれた後の接種も有効なため、速やかに医療機関を受診するようにしてください。