クリニックブログ

2019.03.01更新

寒さが和らいできましたが、花粉症の人にはつらい日々が始まってしまいましたね。
花粉症ではなくアレルギーとは無縁の人にも、今回のブログはぜひお読みいただきたい内容です。


私たちの体には体内に異物が入ってくると攻撃・排除する「免疫」という仕組みがあります。
アレルギーも免疫反応の一つですが、自分の体が傷ついてしまう場合をアレルギー反応といいます。
アレルギー反応によっておこるものは、は以下のように多岐にわたっています。

・喘息(小児・成人)
・アトピー性皮膚炎
・アレルギー性鼻炎(通年性・季節性)
・花粉症
・アレルギー性結膜炎
・食物アレルギー
・重症薬疹
・接触性皮膚炎
・蕁麻疹
・ラテックスアレルギー
・アナフィラキシー
・職業性アレルギー疾患

それぞれの詳細は日本アレルギー学会制作のアレルギーポータルに載っておりますのでご確認ください!
アレルギーポータル


皆さんの気になる症状も、もしかしたらアレルギーによるものかもしれません。
ちょっとテストしてみましょう。

◆もしかしたらあなたも? アレルギーチェック!◆
・決まった季節に目のかゆみ、充血、くしゃみ、鼻水が出る。
・掃除、衣替えなどをすると目のかゆみ、くしゃみ、鼻水が出る。
・肌が乾燥しやすく、湿疹が出やすい。
・ちょっとした刺激で肌が赤くなりやすい。。
・ひじやひざの裏など屈曲部に湿疹がでる。
・食べ物を食べた後、お腹が痛くなることがある。
・蕁麻疹がでる。
・果物や野菜を食べると口の中やのどがピリピリ・イガイガする。
・嫌いなものではないが、食べられないものがある。
・息苦しい時がある(ゼイゼイ・ヒューヒュー)。
・咳が8週間以上続くことがある。
・家族にアレルギーの人がいる。

いかがでしたか?この中で1つでも当てはまる場合はアレルギーの可能性があります。


体に侵入した異物のなかでアレルギーの原因になるものは、アレルゲンと呼ばれています。
あなたの症状の原因がどのアレルゲンによるものかを知っておけば、アレルギー反応を防ぐこともできます。
原因となるアレルゲンが何なのかは血液検査で知ることができます。


当院では1度の採血で以下の39項目のアレルゲンについて調べることができる検査を行っています。

【食物系アレルゲン】
卵白、オボムコイド、牛乳、小麦、ピーナッツ、大豆、ソバ、ゴマ、米、エビ、カニ、キウイ、リンゴ、バナナ、マグロ、サケ、サバ、牛肉、豚肉、鶏肉

【吸入系アレルギー】
ヤケヒョウダニ、ハウスダスト1、ネコ皮膚、イヌ皮膚、ガ、ゴキブリ、スギ、ヒノキ、ハンノキ(属)、シラカンバ(属)、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、アルテルナリア(ススカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)、カンジダ、マラセチア(属)、ラテックス


外来診療では保険適用、健診ではオプション検査として4,500円(税抜)で追加できます。
今までアレルギーはないと思っていた方も、一度検査をしてみてはいかがでしょうか。


投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.02.18更新

約1年前(2018年3月中旬)、沖縄県で麻疹が大流行した事、みなさん覚えてますか?
台湾の旅行客が沖縄県を旅行中に麻疹と診断され、沖縄県内の広い地域から二次感染例の発生、さらにその期間中に沖縄を旅行した10代男性が愛知県で麻疹と診断されました。

つい最近では大阪府が、今月8日と10日にJR東海道新幹線の東京―新大阪間を移動した40代女性がはしかに感染していたと発表がありました。
また、国立感染症研究所の最新の集計では148人報告され、既に昨年1年間の患者数の半数を超え、過去10年で最多ペースだと発表しました。

ワクチン接種や抗体検査のご希望の方は、トラベラーズ外来ページのワクチン仮申込フォームよりお申し込みください。

2019麻疹感染拡大

グラフを見ていただくと、麻疹患者数が急増しているのがわかりますね。
出所:国立感染症研究所(https://www.niid.go.jp/niid//images/idsc/disease/measles/2019pdf/meas19-05.pdf)

⬛️麻疹とは
麻疹ウイルスは非常に感染力が強いウイルスです。
手洗いやマスクだけでは予防できず、やはりワクチンによる予防接種がもっとも有効な予防方法になります。

麻疹の症状は、感染してから約10日後に
●発熱、咳、鼻水のような風邪のような症状
●数日間、39℃以上の高熱と発疹
●肺炎や中耳炎が合併症
●0.1%(1,000人に1人)の割合で脳炎も発症
※重症化すると死に至るケースもあります。

【個人の方】ワクチン接種や抗体検査のご希望の方は、トラベラーズ外来ページのワクチン仮申込フォームよりお申し込みください。
【法人の方】巡回での出張型MR(麻疹風疹混合)ワクチン予防接種も承っておりますのでお電話でお問い合わせください。

ここで、ご自分の麻疹ワクチンの接種歴を確認してみてください。母子手帳やご両親に聞かなくても大丈夫です。
日本では、生まれた年代によって、接種履歴が下記の3パターンに分かれています。
●昭和53年以前に生まれた方➡️任意接種
●昭和53年-平成2年4月1日に生まれた方➡️1回の接種が義務付けられた年代
●平成2年4月2日以降に生まれた方➡️定期接種で2回の接種が義務付けられた年代

みなさんはどの年代だったでしょうか?
私も1回の接種が義務付けられた年代で麻疹ワクチンを接種しました。しかし採血で麻疹抗体価は低下しており、2回目の麻疹ワクチンを接種しました。
1回の接種で95%以上の人が免疫を獲得できるといわれておりますが、2回接種をすることで1回目の接種で十分な免疫獲得が出来なかった人も免疫をつけることができます。

いつどこで麻疹の人と接するかわかりません。
そのため、1度もワクチン接種をしたことがない方や、1回しか接種したことがない方、とくにこれから春休みに海外(麻疹が流行している国)旅行へ行かれる方はワクチン接種をすることをおすすめします。

当院では、麻疹ワクチンを5,620円(税込)、MR(麻疹風疹混合)ワクチンを10,500円(税込)でご提供しております。
もしくはワクチンは接種したけれど、自分の麻疹の抗体価があるのか知りたいという人は、麻疹抗体価検査 3920円(税込)を受けることも可能です。

ワクチン接種や抗体検査のご希望の方は、トラベラーズ外来ページのワクチン仮申込フォームよりお申し込みください。

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.02.07更新

2月に入り、【花粉症】がつらい・・という方も増えてきたのではないでしょうか。
花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどのアレルギー症状を起こす病気です。
東京都の調査では、都民の約半数がスギ花粉症と推定されるとのことです。

そんなつらい【花粉症】に対して、当クリニックでできることをまとめました。


アレルギー検査(view39)
スギ、ヒノキ、ブタクサ、ヨモギなどを含む39種項目のアレルゲンを1度の採血で検査することができます。
健康診断を受けられる方はオプション検査として4,860円(税込)で実施できます(当院の一番人気のオプションです!)
外来診療の場合症状の有無により金額が異なるためご来院時にご相談下さい。


②ヒスタグロビン注射・点滴
アレルギー反応によって化学伝達物質(ヒスタミン)などが生産されても反応を抑える効果が期待できます。
この注射または点滴は、アレルギー疾患を体質から改善する根本治療です。

ヒスタグロビン注射 
症状があまり無いとき・・・1,620円(税込)
症状があるとき・・・2,700円(税込)
※掲載料金は自費。保険適用となる場合もあります。


舌下免疫療法
舌下免疫療法とは、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を含むエキスを舌の下に投与し、体内に吸収させる方法です。治療は最低2年間程度、効果は人により異なりますが、毎日1回継続することにより、アレルギー症状を和らげたり、日常生活に与える影響を改善するなどの効果が期待されます。

しかし、スギ花粉症の治療の場合、花粉が飛びはじめてから開始するとアレルゲンとの接触量が増えてしまうことから、花粉飛散の3ヵ月前からの治療が必要です。こちらの治療に関しては、ピーク時を避けての受診をお願いしております。


④飲み薬や目薬の処方
その他、医師の判断で飲み薬や目薬の処方も行っております。


スギ花粉は3月、ヒノキ花粉は4月がピークと予想されています。
まだ症状がつらくないという方も、早めの受診を検討してみてはいかがでしょうか。

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.01.27更新

皆さんこんにちは。今回は「ノロウィルス」に関して記事を書こうと思います。当院の事務系スタッフにアンケートを取ったところ、約30%がノロウイルスに過去感染したことがあるようで、感染力が強いウィルスということがうかがえます。ノロウイルスにかかった時の感想ですが、


・上からも下からも出て本当に辛い
・家族にもうつしてしまって、、、
・二度とかかりたくない
等 様々な声がありました。


日本におけるノロウイルスは、厚生労働省によると、「一年を通して発生はみられますが11月くらいから発生件数は増加しはじめ、12~翌年1月が発生のピークになる傾向がある」とのことです。ちょうど今の時期がピークのようですね。
ノロウイルス感染件数
出典:厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html

 

【ノロウイルスとは?】
ノロウイルスは人の小腸粘膜で増殖するウイルスです。従来は小型球形ウイルスと呼ばれていたようです。少量のウイルス(100個以下)でも発症し感染力のとても強いウイルスで保育園や高齢者施設など集団生活の場で、集団発生を引き起こす可能性のあるものです。


【ノロウイルスの症状】
潜伏期間は1~2日程度です。主な症状は
・吐き気
・嘔吐
・下痢
となります。軽い発熱、腹痛、頭痛、おかん、筋肉痛、のどの痛み、倦怠感を伴うこともあります。通常は2-3日で良くなるようです。


【感染経路と予防】
ほとんどが経口感染で、次のような感染様式があると考えられています。
(1)患者のノロウイルスが大量に含まれるふん便や吐ぶつから人の手などを介して二次感染した場合
(2)家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところでヒトからヒトへ飛沫感染等直接感染する場合
(3)食品取扱者(食品の製造等に従事する者、飲食店における調理従事者、家庭で調理を行う者などが含まれます。)が感染しており、その者を介して汚染した食品を食べた場合
(4)汚染されていた二枚貝を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合
(5)ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合


そのため、予防方法は、
・加熱調理:ウィルスは熱に弱いため、85-90℃で90秒以上加熱する。
・調理道具の手入れ:十分な洗浄後、次亜塩素酸ナトリウムで消毒する。
・嘔吐物や便の適切な処理:マスク、手袋を着用し飛び散らないように静かに拭き取る。
                                     ※床についたものは次亜塩素酸ナトリウムで拭き取る
・寝具や衣類の洗濯:嘔吐物や便が付着したシーツ等はしぶきが飛び散らないように、洗剤を入れた水で洗う。
・こまめな手洗い:流水と石鹸での手洗いを徹底する。手洗い後、アルコール手指消毒薬を使用することでより効果的となります。


【最後に】
ノロウイルスは感染力が高いため、疑わしい症状がある場合は、医療機関で検査を行って陰性の確認できてから、出勤をするようにしましょう。当院でもノロウイルスの検査が可能です。(※検査は自費5,400円となります)
また嘔吐や下痢により脱水症状を起こしている場合は点滴を行うこともできます。

 

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.01.21更新

インフルエンザ感染症が猛威をふるっていますが、皆様ご体調は大丈夫でしょうか?

当院でもいらっしゃる患者様の中で続々とインフルエンザの検査にて陽性となる方が
1月に入り急増しています。


https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html
(参照:国立感染研究所 インフルエンザ流行レベルマップ)

ウイルス飛散


予防接種は、打てばインフルエンザに「絶対に」かからないというわけではありませんが、かかっても症状を軽減するすることが可能です。
当院の実感としては、現在インフルエンザに罹っている方の大部分が予防接種をしていない方なので、今年の予防接種は当たっているのではないかと感じています。(正式にはシーズンが終わってみないとわかりませんが…)
今からでも接種して頂くと2月も続く流行対策としては安心です。

インフルエンザ感染が拡大していくと、働く会社などでも欠員が続々と出てきてしまいます。
そのため、人の穴埋めが必要となってきますが、
カバーする元気であった側も疲れて免疫力がなくなり、更なる感染拡大をしてしまう恐れがあります。
そこで当院では、予防接種の他に予めインフルエンザに感染する前からインフルエンザに感染した後に
通常処方されるお薬の「予防投与」を行っております。

従来のタミフルやリレンザの処方も可能ですが、昨年度から対応しているイナビルに加えて、
今年から、「ゾフルーザ」も院内にて予防投与としても使用を開始しています。
ただし、「予防投与」というのは、現在病気(インフルエンザ感染)の状態ではないので、
保険診療の適応外となり、基本的には自費での取扱いとなりますのでご注意ください。
※症状、医師の判断によっては保険対象となる場合もあります。

インフルエンザは手洗いうがい、予防接種やマスクなど基本的な感染予防が大事ですが、
予防接種注射が苦手な方や、受験・出張などどうしても外せない重要な用事がある人などは、
「予防投与」という選択肢もご検討してみてはいかがでしょうか?

ゾフルーザ

シオノギ製薬HPより引用

 

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2018.12.27更新

2018年は2013年以来、5年ぶりに風疹が国内で流行し、東京都内での風疹感染報告は923人にのぼってきております。

▼風疹の流行状況(東京都感染症情報センター)
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/rubella/rubella/


このような状況を受け、厚生労働省は2019年早期に予防接種法の政省令を改正し、過去に予防接種歴・罹患歴のない成人男性への風疹含有(MR)ワクチンの臨時定期接種を行う方針を示しました。


▼ヤフーニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181212-00000006-resemom-life

▼第25回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210542_00003.html


具体的には、臨時定期接種により無料でのワクチン接種対象となるのは、現行の予防接種法に基づく定期接種を受ける機会が一度もなかった現在39~56歳の男性とし、全国の各医療機関において原則無料で定期接種を3年間実施するという計画になります。
実際に、風疹の抗体保有率が低く、感染者の割合を多く占めるのも定期接種を受けていない世代の男性という結果になっており、この政策が施行されたならば風疹抗体保有率もあがり、流行に歯止めがかかる見込みがでてきます。


今回の方針の特徴としては、風疹抗体検査を併用した効率的なワクチン使用計画があげられます。増産したとしてもMR(麻疹風疹混合)ワクチンに限りがありますため、接種の前に抗体検査を行い、抗体がない方のみが接種対象者となるようにするスクリーニングが設けられるというわけです。このスクリーニングは具体的には、現在も各自治体で行っている風疹予防補助の強化や企業の健康診断で風疹抗体検査の追加推奨などとして考えられています。


■風疹について(厚生労働省参照)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html


■風疹の抗体検査
当院では風疹ウイルス抗体検査を2,530円(税込)でご提供しております。
ワクチン接種を検討されている方で、今まで風疹にかかったことがある方(検査をして風疹だと確実に診断された方)は免疫を持っている可能性が高いため、抗体検査を行って、免疫の有無を確認することもできます。免疫がない場合はワクチン接種をご検討ください。

また、当院は2018年5月7日より、渋谷区の全額補助「大人の風しん抗体検査」「MR(麻しん・風しん)予防接種(風しん抗体価の低い方)」指定医療機関となっております。

▼渋谷区全額補助事業
大人の風しん抗体検査(HI法)・MRワクチン予防接種のご案内はこちら
※対象は現在渋谷区に住民登録がある19歳~49歳の女性、およびそのパートナー


■MR(麻疹風疹混合)ワクチン
当院では、麻疹も同時に予防可能なMRワクチンを(税込10,500円)でご提供しております。
※風疹単体ワクチンは一部メーカーの製造・販売停止に伴い、在庫が不足しております。


▼国立感染症研究所 感染症疫学センター(2018 年 4 月 17 日)からの発表
麻しん風しん混合(MR)ワクチン接種の考え方


ご希望の方は、ワクチン仮申込フォームよりご連絡いただければ、在庫の確認後にご予約をお取りいたします。

【個人の方】風疹ワクチンやMRワクチンをご希望の方は、ワクチン仮申込フォームよりお申し込みください。
【法人の方】巡回でのMRワクチン予防接種についてもご相談承っております。

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2018.10.24更新

【早めにインフルエンザの予防接種を!】

 

あの夏の暑さもどこかへ消えて、肌寒い日が多くなりました。
皆さん季節の変わり目、ご体調はいかがでしょうか。

今年はお越しになる患者様で、喉の痛みを訴える方が多いように感じます…
皆様、めんどくさがらずに「手洗い・うがい」を行い、事前に予防しましょう!!

さて当院では、10月1日~インフルエンザ予防接種を開始致しました。
会社にて集団感染、同じデスクの島の方がみんな感染してしまった…などの話もよく聞きます。
ウイルスは目に見えませんので、どこに潜んでいるかわかりません。
「自分は大丈夫!」と思う方も油断はできないものです。

昨年のインフルエンザ患者数は、10月あたりから徐々に増え始め、1月にピークで約250万人に上り、厚生労働省が統計を取り始めてから過去最多と言われていました。
予防策を行わずインフルエンザにかかってしまうと人それぞれではありますが、症状もひどくなりがちです。
仕事もあるし、子供にもうつしたくない・・・少しでもそう思われるのであれば、打っておくことをおすすめします。


【インフルエンザ予防接種に関するよくある質問】
Q1.妊婦はインフルエンザ予防接種を打っていいの?
→妊婦については2009年10月にインフルエンザワクチンの添付文書が改正され、「妊婦または妊娠している可能性のある婦人には接種しないことを原則とし、」の記述が削除されましたので、原則接種が可能となっていますが、ご心配な方は事前にかかりつけの産婦人科等へご相談ください。
(※当院では有機水銀チメロサールを含まないワクチンの取扱いは行っておりません。)

Q2.インフルエンザ予防接種の中のワクチンの成分の中に卵が入っている・・・卵アレルギーの人は打っても大丈夫なの?
→現行のインフルエンザワクチンは有精卵から作られ、卵白アルブミンの混入が懸念されていますが、その量は数ng/mlと極めて微量でWHO基準よりはるかに少ないとされています。アレルギーによるショック症状を起こす量は含まれていないと言われていますが、心配な方は事前に医師にご相談ください。また、万が一に備え、インフルエンザ予防接種を行った後30分程度は院内にて様子見などを行い対応致します。

Q3.とても腫れているし、痛いけど大丈夫なの?
→個人差はありますが、打った部分が一般的に腫れたり、触れると痛い場合があります。
通常数日で症状はおさまりますが、何週間経ってもそのままの場合はご相談ください。

Q4.予防接種を打つとインフルエンザにかからなくなるの?
→必ずインフルエンザにかからなくなる。というものではありません。
ですが、症状を軽く済ませることが可能です。

Q5.予防接種を打ったらすぐ効果が出るの?
→おおよそ打って2週間程度から効果が出ると言われています。

Q6.今年のワクチンの株は?
※作られているワクチンは全国共通です。
A/Singapore(シンガポール)/GP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09
A/Singapore(シンガポール)/INFIMH-16-0019/2016(IVR-186)(H3N2)
B/Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)
B/Maryland(メリーランド)/15/2016(NYMC BX-69A)(ビクトリア系統)


ブログを書く私自身も昨年はインフルエンザにかかってしまいましたが、予防接種を打っていたおかげで
ちょっとした風邪かな?といった程度で済みました。
(それでも熱が多少あり、インフルエンザも流行っていたので検査をしてみると陽性でした…)
個人差があるとは思いますが、打っておくのと打っていないのでは症状の重さも大分違いますので
やはり個人的にも予防接種は打っておくほうがおすすめです!

この他、ご不明点がございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2018.09.13更新

本日は当院のスタッフである保健師のAさんに来て頂きました。
当院でピロリ菌を除菌されていたとお聞きしました。

■質問1 ピロリ菌を除菌された経緯に関して教えてください。
・なぜピロリ菌に感染していたことがわかったのですか?


【Aさん】
今年の職員健診で初めてバリウム検査を受けたところ、慢性胃炎の所見が見つかったんです。診察で先生からピロリ菌検査を勧められたので、その日の採血検査にピロリ菌抗体検査を追加してもらいました。結果が届いたら抗体検査も陽性で、ピロリ菌疑いがいよいよ濃厚になりました。

・それはいつですか?

【Aさん】
今年の4月です

・除菌までのフローを教えてください(薬等)

【Aさん】
この時点ではまだ「ピロリ菌感染疑い」であり、ピロリ菌感染の確定診断には内視鏡検査(胃カメラ)や尿素呼気試験が必要になります。内視鏡を受けずに検査や治療を受けることも可能ですが、その場合は保険が使えず自費診療となります。私の場合は結果が出て約1ヶ月後に、当院の外来で内視鏡検査を受けました。内視鏡検査を受けたのは今回が初回だったのですが、思っていたよりカメラが細くて、覚悟していたほど辛くはなかったです。(個人の感想です)

その結果、明らかな慢性胃炎が見つかった他には特に大きな所見もなかったのでホッとしました。検査後の結果説明でピロリ菌の除菌を勧められ、除菌療法を行うことにしました。内服の副作用や注意事項については、先生と薬剤師さんが一つ一つ丁寧に説明してくれました。

ピロリ菌の除菌は、抗菌薬2種類と胃酸の分泌を抑える薬を、朝と夕の1日2回、7日間内服するのがワンセットです。途中で中断したりすると、耐性菌(抗菌剤が効かない菌)ができてしまう原因となるので、しっかり7日間忘れず内服することが大切です。

・除菌が完了されたか否かはどうやって調べるのですか?

【Aさん】
除菌が成功したかどうかの確認は、内服完了後4週間以上経過してから尿素呼気試験を受けることが適切です。抗体は除菌後でも数年間は体に残るので、ピロリ菌抗体検査は除菌確認には向きません。

インタビュー


質問2 Aさんは普段、健康診断の結果を作成する業務に就かれていると聞いています。ピロリ菌はなぜ除菌する必要があるのでしょうか。

【Aさん】
ピロリ菌は胃の中に住み着いて炎症を起こす細菌です。感染経路ははっきりとは解明されていませんが、5歳頃までに食べ物や飲み物を介して口から感染するとされています。胃酸で強い酸性に保たれている胃の中でもピロリ菌は生き続けることができ、薬で除菌しない限り、自然にいなくなることは考えにくいです。
ピロリ菌に長期間感染していると、胃炎の他にも胃潰瘍、そして胃がんの原因になるとされています。ピロリ菌を除菌することで、それらのリスクを下げることができると言われています。
しかし、ピロリ菌による胃炎は自覚症状がない場合も多く、私自身も、胃痛などの症状は何もなかったので、バリウムや抗体検査の結果は正直ショックでした。気づかない内に感染している場合があるので、何も症状がない若い人でもピロリ菌検査を受けてみることをお勧めします。


質問3 除菌は失敗するは一般的にはあるのでしょうか。またその場合はどうすればよいでのでしょうか。

1週間の内服治療で大半の方が除菌に成功するとされています。
しかし中には、指示通りにちゃんと内服していたにも関わらず除菌が上手くできない場合もあります。その場合、抗生剤を一部変更して再び1週間かけて内服する二次除菌、更に三次除菌が必要なこともあります。


質問4 今後健康診断を受けられる方・受けて頂いた方に一言をお願いします。

【Aさん】
ピロリ菌感染は中高年の病気ではなく、20代など若い世代でも感染が見つかる方もいらっしゃいます。症状が何もなくても、抗体検査を受けてみてください。
また、除菌治療を行った後も、胃がんのリスクがゼロになるわけではありません。除菌が成功したかどうかの確認、そして定期的な内視鏡検査で経過観察することが大切です。


今日はありがとう御座いました!!


投稿者: 医療法人社団 霞山会

2018.08.15更新

8月14日、厚生労働省は全国の自治体に、風疹流行の兆候が見られるため、予防接種の徹底などを呼び掛けていることがわかりました。
報道によりますと、厚生労働省からの全国通知は、2013年に全国の風疹患者数が1万人を超えたとき以来とのことであります。

▼朝日新聞デジタル(8/14)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180814-00000099-asahi-soci

▼NHK NEWS WEB(8/15)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180815/k10011577021000.html


最新の流行状況を公表している東京都感染症情報センターによりますと、8月15日時点で、東京都での風疹感染者の報告数は16人となっております。

▼風疹の流行状況(東京都感染症情報センター)
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/rubella/rubella/


【個人の方】風疹ワクチンやMRワクチンをご希望の方は、ワクチン仮申込フォームよりお申し込みください。
【法人の方】巡回でのMRワクチン予防接種についてもご相談承っております。

■風疹とは
風疹は風疹ウイルスによる感染症の一種で飛沫感染や接触感染が主な感染経路です。
主な症状は、38度以上の発熱や発疹、リンパ節の腫れなどになります。
日本での流行は、1970年代後半から1990年代前半までで5~6年ごとに大規模な全国流行がみられていました(1976、1982、1987、1992年)。その後、男女幼児が定期接種の対象になり、全国的な流行は収まっておりますが、直近では2004年に推計患者数約4万人の流行があり、10人の先天性風疹症候群が報告されています。

予防方法は、麻疹と同じく、ワクチン接種が最も有効であるといわれています。


■風疹ワクチン接種がおすすめの方
・1度もワクチン接種をしたことがない方(昭和54年以前に生まれた男性は1度も接種を受けていない可能性があります)
・1回しか接種したことがない方(昭和55年以降に生まれた方)
・風疹が流行している国へ海外旅行される方(旅行後、日本国内で感染を拡大してしまう可能性が大きいため)


■特におすすめの方
風疹のワクチンは将来、妊娠を希望している女性の方はとくに接種をしておいたほうがよいワクチンです。
なぜなら、妊娠初期に風疹にかかると胎児に感染してしまい、生まれてくる赤ちゃんが難聴・白内障・先天性心疾患を特徴とする先天性風疹症候群をもってうまれてくる可能性が高くなるからです。
妊娠後にワクチン接種をすることはできませんので、妊娠前にワクチン接種をしてあらかじめ予防しておくことをおすすめします。


▼厚生労働省作成ポスター
「風しんの予防接種で未来の赤ちゃんを守れます」


当院では、風疹ワクチンを6,050円(税込)でご提供しております。
※風疹も同時に予防可能なMRワクチン(税込10,500円)をおすすめしております。


■風疹の抗体検査
当院では風疹ウイルス抗体検査を4,320円(税込)行っています。
ワクチン接種を検討されている方で、今まで風疹にかかったことがある方(検査をして風疹だと確実に診断された方)は免疫を持っている可能性が高いため、抗体検査を行って、免疫の有無を確認することもできます。免疫がない場合はワクチン接種をご検討ください。


また、当院は5月7日より、渋谷区の全額補助「大人の風しん抗体検査」「MR(麻しん・風しん)予防接種(風しん抗体価の低い方)」指定医療機関となっております。

▼渋谷区全額補助事業
大人の風しん抗体検査(HI法)・MRワクチン予防接種のご案内はこちら
※対象は現在渋谷区に住民登録がある19歳~49歳の女性、およびそのパートナー


ご希望の方は、ワクチン仮申込フォームよりご連絡いただければ、在庫の確認後にご予約をお取りいたします。


▼国立感染症研究所 感染症疫学センター(2018 年 4 月 17 日)からの発表
麻しん風しん混合(MR)ワクチン接種の考え方

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2018.07.24更新

日本(北半球)でのインフルエンザの流行は冬にかけてピークを迎えますが、WHOでも報告されています通り、南半球ではこの時期が冬のため、インフルエンザが流行し始めております。東アジア圏は北半球と南半球の間に位置する国々が多いため、シンガポールなどの国々では一年間に二回ほど流行のピークがあるわけです。

▼WHO報告書「世界のインフルエンザ流行の状況」(厚生労働省検疫所FORTH掲載)
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2017/07260959.html


当院でも最近、香港やシンガポールなど東アジア圏に出張や旅行に行かれた方、また東アジア圏の方々との交流がある会社にお勤めの方など、インフルエンザに感染疑いで来院されております。


東アジア圏で2018年2月では下記のような流行状況となっておりました。
▼出所:https://this.kiji.is/336667143951828065(一般社団法人共同通信社)

2018年2月インフルエンザ流行状況


インフルエンザについてご存知の方は多いかとおもいますが、非常に強いウイルスになります。ウイルスに感染してから発症までの潜伏期間は数日間とされ、発症前や回復後の数日間にも感染力が持続しており、非常に感染力が強いことから、毎年日本でも流行が起きている病気になります。


典型的な症状としては、上気道症状(鼻閉・鼻汁・咽頭痛)があり、気管支炎や肺炎になると下気道症状(咳・痰)が出ることもあります。また、全身症状としては急性の38-40℃の高熱、筋肉痛、関節痛、寒気などがあります。

ワクチン予防接種は発症予防や、重症化を防ぐ効果をもち、免疫が付くまでに接種後1~2週間は要します。
在庫が少なくなっておりますが、使用期限内のワクチンがございますので、アジア圏との交流が活発な方々や東アジアへ旅行に行かれる方はお早めに予防接種をご検討ください。



投稿者: 医療法人社団 霞山会

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