クリニックブログ

2019.03.18更新

最近は年末年始のインフルエンザA型のピークが過ぎ、あっという間に花粉症のシーズン真っ只中ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は3月24日に世界結核デーが迫っていますので「結核とは何か?」についてのブログです。

結核患者数でいうと、インド、インドネシア、中国などが多く、東京都感染症情報センターによると日本全国で約2万人、東京都だけでも約3,000人が毎年新たに報告されています。

では結核はどの様な病気かというと…
結核は飛沫感染で、感染した人が実際に発病するのは1割から2割程度で、感染してから6ヶ月~2年後までの発病が多く、免疫力が低下したり、体力が落ちたときに発病することもありますが、一生発病しない方もいます。

なんと、意外と結核菌の潜伏期間が長く一般的に半年から2年程度と言われていています。
そのうち咳・痰・微熱などの症状が現れ、血痰や食欲低下、体重減少等の症状が現れます。
治療せずにほうっておくと、肺の病変が拡大して呼吸困難に陥ることがあります。また、骨や腸管、腎臓など肺以外の臓器にも病巣を作ることがあります。

特に恐ろしいのは、HIV感染者は結核にかかりやすくなってしまい、もう一方の病気を進ませる病態をつくります。HIVと結核の組み合わせは致命的と言われています。

当院で出来る結核に感染しているか、または過去に感染していたかを調べる検査は、
QFT検査、T-SPOT検査、という採血の検査。
ツベルクリン反応検査という注射の検査ができます。

最近当院では海外留学などで、海外の留学先の学校が予め結核検査を指定していたり、必須であったりする学校も増えてきています。そういったご利用でもご対応は可能です。
※各検査をご希望の場合は事前にお問い合わせまたはご予約をお願い致します。

昔は治療法がなかった結核ですが、今はきちんと治る病気ですので安心してくださいね。
風邪の様に、しょっちゅうかかる病気ではないですが、疲れて免疫力が低下しているタイミングなどは油断できません。予防のポイントとしては予防接種、咳エチケット、定期健診が勧められています。

(出典:http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/tb/)
(出典:http://www.jata.or.jp/tp_detail.php?id=71)

 

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.03.14更新

みなさん、こんにちは。
3月、4月は歓送迎会シーズンで何かと飲み会が増える時期でもあります。みなさん、普段から肝臓をいたわっていますか?
肝臓といえばお酒をイメージする方もいらっしゃる方が多いと思いますが、今回は肝臓の役割や気をつけるべきことをまとめてみました。

肝臓はどの様な臓器かといえば、
① 必要な蛋白の合成・栄養の貯蔵
② 有害物質の解毒・分解
③ 食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌

上記を主な働きをしています。肝臓は沈黙の臓器と言われており、肝臓は異常が現れても痛みなどの症状を出すことがあまりありません。そのため、肝臓に異常が起こっても気付きにくく、異常に気づいたときには病気が進行しているケースがあります。

血液検査等で異常が認められたら、肝臓に負担をかけ過ぎている証拠ですので、飲酒量のコントロール、栄養バランスの取れた食習慣の見直し、休養などで肝臓を休めましょう。

さて、今回は肝臓がんについて少し詳しくお話しします。肝臓がんには大きく2種類に大別されます。
・原発性肝臓がん・・・肝臓を形作る細胞ががん化してしこりを作ったもの。
・続発性(転移性)肝臓がん・・・肝臓以外の臓器にできたがん細胞が血液によって肝臓に着床し、病巣を作ったもの。

原発性肝臓がんの主な原因は、肝細胞がんです。肝細胞がんは、B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルスが原因となる場合や、糖尿病・肥満等の生活習慣に起因するものもあります。

肝臓がんの早期発見には、
①採血検査
②エコー、CT、MRI等の画像検査
があります。

当院では、CT・MRIは提携医療機関と連携することになりますが、それらの検査が可能です。採血検査では、腫瘍マーカーと呼ばれる検査でAFP、PIVKA-Ⅱ(2種類)を調べます。

一方で、肝臓がんの予防として、B型肝炎ワクチンを当院では推奨しております。B型肝炎ウイルスに感染すると、約10%の人は慢性肝炎を発症し、肝硬変や肝臓がんへと進行する危険性が高まると言われております。特に中国や東南アジア、南アフリカ諸国への渡航予定のある方や、医療機関などで血液や体液に接触する可能性のある方は接種を検討した方がよいでしょう。

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.03.11更新

1年の締めと来年度の準備の真っ最中で忙しい年度末ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
季節の変わり目ですので、体調変化が起きやすい時期ですのでご自愛ください。


さて、当院も新年度に向けて着々と準備を進めております。何点かご紹介させていただけたらと思います。

・診療体制の変更:
4月から、消化器疾患のプロの伊藤先生が当院の常勤医師として加わっていただくことになりました。伊藤先生は消化器疾患のみならず、内科系全般に深く精通している先生です。

・診療スペース拡大:
ご利用いただいている受診者数の増加に伴い、診療スペースを4階に拡張します。6月オープンに向けて、現在準備を急いでおります。
若い世代でも罹患する可能性が高い割に、検診受診率が低い乳がんと子宮頸がんなどの早期発見に取り組むべく、婦人科専門医による婦人科検診とマンモグラフィーと連携した超音波検査機器を導入する予定です。準備が整い次第また追って紹介させていただきます。

・保健指導開始:
特定健診をより意味があるものにするために、当院でも保健指導を開始する事としました。生活習慣病による医療費の増大を押さえ、健康寿命を延伸するために、専門スタッフによる保健指導を開始する事にしました。40歳以上75歳未満の方で対象者は無料で、受診いただけます。

その他、AIによる検査診断補助の活用、マイクロRNAなどの遺伝子検査などの最先端医療に関してもご提供できるように勉強中です。


健康診断・予防接種・全身管理の外来診療・産業保健という4つの当院の従来からの特徴をより良いものに改良し、これからもご愛顧いただけるクリニックになるように日々努力してきますので、来年度もどうぞよろしくお願いいたします。

MYメディカルクリニック
院長 笹倉 渉

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.03.04更新

皆さんこんにちは。
今年度も残り1ヶ月となり、新年度に向けて新入社員の受け入れ等忙しくなる時期が近づいてまいりました。
今回はこちらに関連して「雇入れ時の健康診断」に関してご紹介いたします。


【雇入れ時の健康診断とは】
雇入れ時の健康診断とは、事業者が常時雇用する労働者を雇い入れるときに、医師による健康診断を実施することを義務づけられている制度です。
所轄労働基準監督署長への報告義務はございませんが、本制度は労働安全衛生規則第43条に定められています。

【目的】
この雇用時健診の目的はあくまで労働者の健康管理となります。
したがって雇入れ時の健康診断の結果を採否の決定のための手段として用いることは好ましくありません。

【実施時期】
雇用時健診を実施する時期としては、入社日のおおむね1ヶ月前後に実施するのが妥当です。

【検査項目】
健康診断項目は次の11項目です。
1. 既往歴及び業務歴の調査
2. 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
3. 身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
4. 胸部エックス線検査
5. 血圧の測定
6. 貧血検査 (赤血球数、血色素量)
7. 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)
8. 血中脂質検査(LDL コレステロール、HDL コレステロール、血清トリグリセライド)
9. 血糖検査
10. 尿検査(尿中の糖及び蛋白の有無の検査)
11. 心電図検査(安静時心電図検査)

【実施しなかった場合の罰則】
事業主は法律の定めどおり、法人個人、雇用人数、事業規模を問わず、従業員に健康診断を受診させなければなりません。
あまり知られていないことかもしれませんが、事業主が義務を怠ると、50万円以下の罰金が科される場合があり、さらに従業員が50人以上の会社については年1回「健康診断結果報告書」を労働局に提出する必要があります。

以上、「雇入れ時の健康診断」のご紹介でした!

新年度の始まりは、会社の未来に共感した新しい仲間が加わり、今まで以上に社内に活気が溢れる時期かとおもいます。
従業員の健康管理をしっかり行うことが長期的には企業の生産性向上と持続・発展に好影響を与えるという健康経営に注目が集まる今だからこそ、法人個人ともに従来の健康管理方法を見直していくきっかけなのかもしれません。


▼経済産業省リリース「健康経営銘柄2019」に37社を選定しました!
https://www.meti.go.jp/press/2018/02/20190221001/20190221001.html


当院でも「雇入れ時の健康診断」のご予約を、法人様・個人様より承っております。
ご希望の方は下記の健康診断予約フォームよりお申込みくださいませ。


▼法人の担当者様はこちら
法人申込フォーム


▼個人予約の方はこちら
健康診断予約フォーム


▼お急ぎの方へ
※雇用時健診については、検査結果の即日発行【別途4,000円(税抜)】も受診から30分後を目安に対応可能(火曜日・金曜日を除きます)。
ただし雇用時に必要な項目のみとなり、婦人科などその他の検査がある場合は総合結果の発送には最低2週間をいただいております。



投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.03.01更新

寒さが和らいできましたが、花粉症の人にはつらい日々が始まってしまいましたね。
花粉症ではなくアレルギーとは無縁の人にも、今回のブログはぜひお読みいただきたい内容です。


私たちの体には体内に異物が入ってくると攻撃・排除する「免疫」という仕組みがあります。
アレルギーも免疫反応の一つですが、自分の体が傷ついてしまう場合をアレルギー反応といいます。
アレルギー反応によっておこるものは、は以下のように多岐にわたっています。

・喘息(小児・成人)
・アトピー性皮膚炎
・アレルギー性鼻炎(通年性・季節性)
・花粉症
・アレルギー性結膜炎
・食物アレルギー
・重症薬疹
・接触性皮膚炎
・蕁麻疹
・ラテックスアレルギー
・アナフィラキシー
・職業性アレルギー疾患

それぞれの詳細は日本アレルギー学会制作のアレルギーポータルに載っておりますのでご確認ください!
アレルギーポータル


皆さんの気になる症状も、もしかしたらアレルギーによるものかもしれません。
ちょっとテストしてみましょう。

◆もしかしたらあなたも? アレルギーチェック!◆
・決まった季節に目のかゆみ、充血、くしゃみ、鼻水が出る。
・掃除、衣替えなどをすると目のかゆみ、くしゃみ、鼻水が出る。
・肌が乾燥しやすく、湿疹が出やすい。
・ちょっとした刺激で肌が赤くなりやすい。。
・ひじやひざの裏など屈曲部に湿疹がでる。
・食べ物を食べた後、お腹が痛くなることがある。
・蕁麻疹がでる。
・果物や野菜を食べると口の中やのどがピリピリ・イガイガする。
・嫌いなものではないが、食べられないものがある。
・息苦しい時がある(ゼイゼイ・ヒューヒュー)。
・咳が8週間以上続くことがある。
・家族にアレルギーの人がいる。

いかがでしたか?この中で1つでも当てはまる場合はアレルギーの可能性があります。


体に侵入した異物のなかでアレルギーの原因になるものは、アレルゲンと呼ばれています。
あなたの症状の原因がどのアレルゲンによるものかを知っておけば、アレルギー反応を防ぐこともできます。
原因となるアレルゲンが何なのかは血液検査で知ることができます。


当院では1度の採血で以下の39項目のアレルゲンについて調べることができる検査を行っています。

【食物系アレルゲン】
卵白、オボムコイド、牛乳、小麦、ピーナッツ、大豆、ソバ、ゴマ、米、エビ、カニ、キウイ、リンゴ、バナナ、マグロ、サケ、サバ、牛肉、豚肉、鶏肉

【吸入系アレルギー】
ヤケヒョウダニ、ハウスダスト1、ネコ皮膚、イヌ皮膚、ガ、ゴキブリ、スギ、ヒノキ、ハンノキ(属)、シラカンバ(属)、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、アルテルナリア(ススカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)、カンジダ、マラセチア(属)、ラテックス


外来診療では保険適用、健診ではオプション検査として4,500円(税抜)で追加できます。
今までアレルギーはないと思っていた方も、一度検査をしてみてはいかがでしょうか。


投稿者: 医療法人社団 霞山会