クリニックブログ

2018.08.15更新

8月14日、厚生労働省は全国の自治体に、風疹流行の兆候が見られるため、予防接種の徹底などを呼び掛けていることがわかりました。
報道によりますと、厚生労働省からの全国通知は、2013年に全国の風疹患者数が1万人を超えたとき以来とのことであります。

▼朝日新聞デジタル(8/14)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180814-00000099-asahi-soci

▼NHK NEWS WEB(8/15)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180815/k10011577021000.html


最新の流行状況を公表している東京都感染症情報センターによりますと、8月15日時点で、東京都での風疹感染者の報告数は16人となっております。

▼風疹の流行状況(東京都感染症情報センター)
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/rubella/rubella/


風疹ワクチンやMRワクチンをご希望の方は、ワクチン仮申込フォームよりお申し込みください。


■風疹とは
風疹は風疹ウイルスによる感染症の一種で飛沫感染や接触感染が主な感染経路です。
主な症状は、38度以上の発熱や発疹、リンパ節の腫れなどになります。
日本での流行は、1970年代後半から1990年代前半までで5~6年ごとに大規模な全国流行がみられていました(1976、1982、1987、1992年)。その後、男女幼児が定期接種の対象になり、全国的な流行は収まっておりますが、直近では2004年に推計患者数約4万人の流行があり、10人の先天性風疹症候群が報告されています。

予防方法は、麻疹と同じく、ワクチン接種が最も有効であるといわれています。


■風疹ワクチン接種がおすすめの方
・1度もワクチン接種をしたことがない方(昭和54年以前に生まれた男性は1度も接種を受けていない可能性があります)
・1回しか接種したことがない方(昭和55年以降に生まれた方)
・風疹が流行している国へ海外旅行される方(旅行後、日本国内で感染を拡大してしまう可能性が大きいため)


■特におすすめの方
風疹のワクチンは将来、妊娠を希望している女性の方はとくに接種をしておいたほうがよいワクチンです。
なぜなら、妊娠初期に風疹にかかると胎児に感染してしまい、生まれてくる赤ちゃんが難聴・白内障・先天性心疾患を特徴とする先天性風疹症候群をもってうまれてくる可能性が高くなるからです。
妊娠後にワクチン接種をすることはできませんので、妊娠前にワクチン接種をしてあらかじめ予防しておくことをおすすめします。


▼厚生労働省作成ポスター
「風しんの予防接種で未来の赤ちゃんを守れます」


当院では、風疹ワクチンを6,050円(税込)でご提供しております。
※風疹も同時に予防可能なMRワクチン(税込10,5000円)をおすすめしております。


■風疹の抗体検査
当院では風疹ウイルス抗体検査を4,320円(税込)行っています。
ワクチン接種を検討されている方で、今まで風疹にかかったことがある方(検査をして風疹だと確実に診断された方)は免疫を持っている可能性が高いため、抗体検査を行って、免疫の有無を確認することもできます。免疫がない場合はワクチン接種をご検討ください。


また、当院は5月7日より、渋谷区の全額補助「大人の風しん抗体検査」「MR(麻しん・風しん)予防接種(風しん抗体価の低い方)」指定医療機関となっております。

▼渋谷区全額補助事業
大人の風しん抗体検査(HI法)・MRワクチン予防接種のご案内はこちら
※対象は現在渋谷区に住民登録がある19歳~49歳の女性、およびそのパートナー


ご希望の方は、ワクチン仮申込フォームよりご連絡いただければ、在庫の確認後にご予約をお取りいたします。


▼国立感染症研究所 感染症疫学センター(2018 年 4 月 17 日)からの発表
麻しん風しん混合(MR)ワクチン接種の考え方

投稿者: 医療法人社団 霞山会