クリニックブログ

2018.10.24更新

【早めにインフルエンザの予防接種を!】

 

あの夏の暑さもどこかへ消えて、肌寒い日が多くなりました。
皆さん季節の変わり目、ご体調はいかがでしょうか。

今年はお越しになる患者様で、喉の痛みを訴える方が多いように感じます…
皆様、めんどくさがらずに「手洗い・うがい」を行い、事前に予防しましょう!!

さて当院では、10月1日~インフルエンザ予防接種を開始致しました。
会社にて集団感染、同じデスクの島の方がみんな感染してしまった…などの話もよく聞きます。
ウイルスは目に見えませんので、どこに潜んでいるかわかりません。
「自分は大丈夫!」と思う方も油断はできないものです。

昨年のインフルエンザ患者数は、10月あたりから徐々に増え始め、1月にピークで約250万人に上り、厚生労働省が統計を取り始めてから過去最多と言われていました。
予防策を行わずインフルエンザにかかってしまうと人それぞれではありますが、症状もひどくなりがちです。
仕事もあるし、子供にもうつしたくない・・・少しでもそう思われるのであれば、打っておくことをおすすめします。


【インフルエンザ予防接種に関するよくある質問】
Q1.妊婦はインフルエンザ予防接種を打っていいの?
→妊婦については2009年10月にインフルエンザワクチンの添付文書が改正され、「妊婦または妊娠している可能性のある婦人には接種しないことを原則とし、」の記述が削除されましたので、原則接種が可能となっていますが、ご心配な方は事前にかかりつけの産婦人科等へご相談ください。
(※当院では有機水銀チメロサールを含まないワクチンの取扱いは行っておりません。)

Q2.インフルエンザ予防接種の中のワクチンの成分の中に卵が入っている・・・卵アレルギーの人は打っても大丈夫なの?
→現行のインフルエンザワクチンは有精卵から作られ、卵白アルブミンの混入が懸念されていますが、その量は数ng/mlと極めて微量でWHO基準よりはるかに少ないとされています。アレルギーによるショック症状を起こす量は含まれていないと言われていますが、心配な方は事前に医師にご相談ください。また、万が一に備え、インフルエンザ予防接種を行った後30分程度は院内にて様子見などを行い対応致します。

Q3.とても腫れているし、痛いけど大丈夫なの?
→個人差はありますが、打った部分が一般的に腫れたり、触れると痛い場合があります。
通常数日で症状はおさまりますが、何週間経ってもそのままの場合はご相談ください。

Q4.予防接種を打つとインフルエンザにかからなくなるの?
→必ずインフルエンザにかからなくなる。というものではありません。
ですが、症状を軽く済ませることが可能です。

Q5.予防接種を打ったらすぐ効果が出るの?
→おおよそ打って2週間程度から効果が出ると言われています。

Q6.今年のワクチンの株は?
※作られているワクチンは全国共通です。
A/Singapore(シンガポール)/GP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09
A/Singapore(シンガポール)/INFIMH-16-0019/2016(IVR-186)(H3N2)
B/Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)
B/Maryland(メリーランド)/15/2016(NYMC BX-69A)(ビクトリア系統)


ブログを書く私自身も昨年はインフルエンザにかかってしまいましたが、予防接種を打っていたおかげで
ちょっとした風邪かな?といった程度で済みました。
(それでも熱が多少あり、インフルエンザも流行っていたので検査をしてみると陽性でした…)
個人差があるとは思いますが、打っておくのと打っていないのでは症状の重さも大分違いますので
やはり個人的にも予防接種は打っておくほうがおすすめです!

この他、ご不明点がございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2018.09.13更新

本日は当院のスタッフである保健師のAさんに来て頂きました。
当院でピロリ菌を除菌されていたとお聞きしました。

■質問1 ピロリ菌を除菌された経緯に関して教えてください。
・なぜピロリ菌に感染していたことがわかったのですか?


【Aさん】
今年の職員健診で初めてバリウム検査を受けたところ、慢性胃炎の所見が見つかったんです。診察で先生からピロリ菌検査を勧められたので、その日の採血検査にピロリ菌抗体検査を追加してもらいました。結果が届いたら抗体検査も陽性で、ピロリ菌疑いがいよいよ濃厚になりました。

・それはいつですか?

【Aさん】
今年の4月です

・除菌までのフローを教えてください(薬等)

【Aさん】
この時点ではまだ「ピロリ菌感染疑い」であり、ピロリ菌感染の確定診断には内視鏡検査(胃カメラ)や尿素呼気試験が必要になります。内視鏡を受けずに検査や治療を受けることも可能ですが、その場合は保険が使えず自費診療となります。私の場合は結果が出て約1ヶ月後に、当院の外来で内視鏡検査を受けました。内視鏡検査を受けたのは今回が初回だったのですが、思っていたよりカメラが細くて、覚悟していたほど辛くはなかったです。(個人の感想です)

その結果、明らかな慢性胃炎が見つかった他には特に大きな所見もなかったのでホッとしました。検査後の結果説明でピロリ菌の除菌を勧められ、除菌療法を行うことにしました。内服の副作用や注意事項については、先生と薬剤師さんが一つ一つ丁寧に説明してくれました。

ピロリ菌の除菌は、抗菌薬2種類と胃酸の分泌を抑える薬を、朝と夕の1日2回、7日間内服するのがワンセットです。途中で中断したりすると、耐性菌(抗菌剤が効かない菌)ができてしまう原因となるので、しっかり7日間忘れず内服することが大切です。

・除菌が完了されたか否かはどうやって調べるのですか?

【Aさん】
除菌が成功したかどうかの確認は、内服完了後4週間以上経過してから尿素呼気試験を受けることが適切です。抗体は除菌後でも数年間は体に残るので、ピロリ菌抗体検査は除菌確認には向きません。

インタビュー


質問2 Aさんは普段、健康診断の結果を作成する業務に就かれていると聞いています。ピロリ菌はなぜ除菌する必要があるのでしょうか。

【Aさん】
ピロリ菌は胃の中に住み着いて炎症を起こす細菌です。感染経路ははっきりとは解明されていませんが、5歳頃までに食べ物や飲み物を介して口から感染するとされています。胃酸で強い酸性に保たれている胃の中でもピロリ菌は生き続けることができ、薬で除菌しない限り、自然にいなくなることは考えにくいです。
ピロリ菌に長期間感染していると、胃炎の他にも胃潰瘍、そして胃がんの原因になるとされています。ピロリ菌を除菌することで、それらのリスクを下げることができると言われています。
しかし、ピロリ菌による胃炎は自覚症状がない場合も多く、私自身も、胃痛などの症状は何もなかったので、バリウムや抗体検査の結果は正直ショックでした。気づかない内に感染している場合があるので、何も症状がない若い人でもピロリ菌検査を受けてみることをお勧めします。


質問3 除菌は失敗するは一般的にはあるのでしょうか。またその場合はどうすればよいでのでしょうか。

1週間の内服治療で大半の方が除菌に成功するとされています。
しかし中には、指示通りにちゃんと内服していたにも関わらず除菌が上手くできない場合もあります。その場合、抗生剤を一部変更して再び1週間かけて内服する二次除菌、更に三次除菌が必要なこともあります。


質問4 今後健康診断を受けられる方・受けて頂いた方に一言をお願いします。

【Aさん】
ピロリ菌感染は中高年の病気ではなく、20代など若い世代でも感染が見つかる方もいらっしゃいます。症状が何もなくても、抗体検査を受けてみてください。
また、除菌治療を行った後も、胃がんのリスクがゼロになるわけではありません。除菌が成功したかどうかの確認、そして定期的な内視鏡検査で経過観察することが大切です。


今日はありがとう御座いました!!


投稿者: 医療法人社団 霞山会

2018.08.15更新

8月14日、厚生労働省は全国の自治体に、風疹流行の兆候が見られるため、予防接種の徹底などを呼び掛けていることがわかりました。
報道によりますと、厚生労働省からの全国通知は、2013年に全国の風疹患者数が1万人を超えたとき以来とのことであります。

▼朝日新聞デジタル(8/14)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180814-00000099-asahi-soci

▼NHK NEWS WEB(8/15)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180815/k10011577021000.html


最新の流行状況を公表している東京都感染症情報センターによりますと、8月15日時点で、東京都での風疹感染者の報告数は16人となっております。

▼風疹の流行状況(東京都感染症情報センター)
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/rubella/rubella/


【個人の方】風疹ワクチンやMRワクチンをご希望の方は、ワクチン仮申込フォームよりお申し込みください。
【法人の方】巡回でのMRワクチン予防接種についてもご相談承っております。

■風疹とは
風疹は風疹ウイルスによる感染症の一種で飛沫感染や接触感染が主な感染経路です。
主な症状は、38度以上の発熱や発疹、リンパ節の腫れなどになります。
日本での流行は、1970年代後半から1990年代前半までで5~6年ごとに大規模な全国流行がみられていました(1976、1982、1987、1992年)。その後、男女幼児が定期接種の対象になり、全国的な流行は収まっておりますが、直近では2004年に推計患者数約4万人の流行があり、10人の先天性風疹症候群が報告されています。

予防方法は、麻疹と同じく、ワクチン接種が最も有効であるといわれています。


■風疹ワクチン接種がおすすめの方
・1度もワクチン接種をしたことがない方(昭和54年以前に生まれた男性は1度も接種を受けていない可能性があります)
・1回しか接種したことがない方(昭和55年以降に生まれた方)
・風疹が流行している国へ海外旅行される方(旅行後、日本国内で感染を拡大してしまう可能性が大きいため)


■特におすすめの方
風疹のワクチンは将来、妊娠を希望している女性の方はとくに接種をしておいたほうがよいワクチンです。
なぜなら、妊娠初期に風疹にかかると胎児に感染してしまい、生まれてくる赤ちゃんが難聴・白内障・先天性心疾患を特徴とする先天性風疹症候群をもってうまれてくる可能性が高くなるからです。
妊娠後にワクチン接種をすることはできませんので、妊娠前にワクチン接種をしてあらかじめ予防しておくことをおすすめします。


▼厚生労働省作成ポスター
「風しんの予防接種で未来の赤ちゃんを守れます」


当院では、風疹ワクチンを6,050円(税込)でご提供しております。
※風疹も同時に予防可能なMRワクチン(税込10,500円)をおすすめしております。


■風疹の抗体検査
当院では風疹ウイルス抗体検査を4,320円(税込)行っています。
ワクチン接種を検討されている方で、今まで風疹にかかったことがある方(検査をして風疹だと確実に診断された方)は免疫を持っている可能性が高いため、抗体検査を行って、免疫の有無を確認することもできます。免疫がない場合はワクチン接種をご検討ください。


また、当院は5月7日より、渋谷区の全額補助「大人の風しん抗体検査」「MR(麻しん・風しん)予防接種(風しん抗体価の低い方)」指定医療機関となっております。

▼渋谷区全額補助事業
大人の風しん抗体検査(HI法)・MRワクチン予防接種のご案内はこちら
※対象は現在渋谷区に住民登録がある19歳~49歳の女性、およびそのパートナー


ご希望の方は、ワクチン仮申込フォームよりご連絡いただければ、在庫の確認後にご予約をお取りいたします。


▼国立感染症研究所 感染症疫学センター(2018 年 4 月 17 日)からの発表
麻しん風しん混合(MR)ワクチン接種の考え方

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2018.07.24更新

日本(北半球)でのインフルエンザの流行は冬にかけてピークを迎えますが、WHOでも報告されています通り、南半球ではこの時期が冬のため、インフルエンザが流行し始めております。東アジア圏は北半球と南半球の間に位置する国々が多いため、シンガポールなどの国々では一年間に二回ほど流行のピークがあるわけです。

▼WHO報告書「世界のインフルエンザ流行の状況」(厚生労働省検疫所FORTH掲載)
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2017/07260959.html


当院でも最近、香港やシンガポールなど東アジア圏に出張や旅行に行かれた方、また東アジア圏の方々との交流がある会社にお勤めの方など、インフルエンザに感染疑いで来院されております。


東アジア圏で2018年2月では下記のような流行状況となっておりました。
▼出所:https://this.kiji.is/336667143951828065(一般社団法人共同通信社)

2018年2月インフルエンザ流行状況


インフルエンザについてご存知の方は多いかとおもいますが、非常に強いウイルスになります。ウイルスに感染してから発症までの潜伏期間は数日間とされ、発症前や回復後の数日間にも感染力が持続しており、非常に感染力が強いことから、毎年日本でも流行が起きている病気になります。


典型的な症状としては、上気道症状(鼻閉・鼻汁・咽頭痛)があり、気管支炎や肺炎になると下気道症状(咳・痰)が出ることもあります。また、全身症状としては急性の38-40℃の高熱、筋肉痛、関節痛、寒気などがあります。

ワクチン予防接種は発症予防や、重症化を防ぐ効果をもち、免疫が付くまでに接種後1~2週間は要します。
在庫が少なくなっておりますが、使用期限内のワクチンがございますので、アジア圏との交流が活発な方々や東アジアへ旅行に行かれる方はお早めに予防接種をご検討ください。



投稿者: 医療法人社団 霞山会

2018.07.20更新

連日猛暑が続いています。
皆様はご体調大丈夫でしょうか・・・?

ニュースでも毎日のように話題に取り上げられています。

熱中症熱中症~♪ ドン○・ホーテさんではこんな歌が流れています。
(熱中症対策を呼びかけてくれています)

さて、熱中症に気をつけろ!と言われても、実際どうしていいか曖昧ですよね。

今回は皆さんを熱中症から守るポイントをご紹介します!


●熱中症にかかりやすい時期は??
熱中症の発症時期は、梅雨明けの7月中旬~8月上旬にかけてピークを迎えます。
また、時間帯は日中12時および15時前後が多いとされています。

このピーク真っ只中の時期、その時間はできるだけ屋内にいるようにする、
どうしても外に出なければならない場合は水分補給や暑さ対策の意識を高めておくことが大切ですね。


●熱中症にかかりやすい環境は??
熱中症が発症してしまう環境として、「高温多湿」の場所であることが挙げられます。
ただ暑く、カラッとしているよりも、湿度が高い場所にいる方が発症率が上る可能性があります。
そういった場所はできるだけ避けるようにしましょう。


●効果的な水分補給の仕方とは??
まず、大前提として喉がカラカラ・喉が乾いてしまった、はもう脱水症状を起こしています。
少しづつこまめに水分補給をすることが大切になってきます。

また、キンキンに冷えたビール!夏だとさらに美味しく感じて進んでしまうかもしれませんが、これも要注意。
アルコールには利尿作用がありますので、のどが渇いたのでお酒。はNGなのです!
同じくコーヒー、紅茶などカフェインを含むものも水分補給には不適切となります。

では何を飲めばいいのか・・・?
「お水!ミネラルウォーターだ!」
違うのです。

水分補給なのだから水をたくさん飲めばいいというものでもなく、
お水ばかりを飲むと今度は体内の塩分・ミネラルの濃度が薄くなり、
逆に濃度を戻そうとして飲んだ水をそのまま外に出そうとしてしまいます。

さあ、そうすると何を飲めばいいのか・・・?
お茶でもカフェインを含まない麦茶や、スポーツドリンクが適切です。

予防というよりも、すでに脱水症状が出てしまったり、熱中症になってしまった場合は
「OS-1経口補水液」をおすすめします。
(5階当院入口の前の自販機にも用意しています!)


※飲み物の摂取にあたり、かかりつけ医から水分や塩分の制限をされている場合は、相談の上指示に従ってください。


●当院でできること
熱中症の症状には重症度によってⅠ度・Ⅱ度・Ⅲ度の分類がありますが、
当院ではⅠ~Ⅱ度の軽度~中等度への処置対応が可能です。
具体的には、「めまい・失神」「筋肉痛」「頭痛・吐き気・下痢・嘔吐」
「倦怠感・気分の不快・判断力や集中力の低下」などの症状が出ている際はご相談ください。

熱中症の分類と対処方法


重度と言われるⅢ度の症状である
「意識障害・けいれん・手足の運動障害・おかしな言動や行動・過呼吸・高体温」などの症状の場合は
迷うことなく救急車を呼んでください。

熱中症は命を落とすこともあるこわい症状です。
私は大丈夫と思わず、早めの対策を心がけてくださいね。
暑さに負けず仕事を頑張り、おもいっきり平成最後の夏を楽しみましょう!!



投稿者: 医療法人社団 霞山会

2018.07.05更新

7月に入り、ワールドカップももう終盤になりましたね。様々な国の代表が激戦を繰り広げていますが、夏休みに様々な地域に海外旅行を検討されている方も多いのではないでしょうか。

今回は海外渡航前のワクチン接種についてのお話です。

外国では、日本にはない病気が発生していたり、日本にいる時よりも感染する危険が大きい病気があるため、海外に渡航する前には予防接種(ワクチン)を検討する必要があります。

厚生労働省検疫所 FORTHでは、渡航先別に接種推奨ワクチンがまとめられてます。
https://www.forth.go.jp/destinations/
気候など、その国で過ごすにあたって注意すべきポイントもまとめられているので、海外旅行に行かれる方は必見です。


今年5月のゴールデンウィークには麻疹(はしか)が沖縄で発生したこともあり、駆け込みでのが接種希望者が多くいらっしゃいました。
しかし、例えば麻疹(はしか)ですとワクチンを接種してから抗体がつくまで2週間くらいかかると言われています。また、複数種類のワクチン接種を検討されている場合は、一度に打つことができないこともあるため、できるだけ早く医療機関や検疫所に相談することが必要になります。

夏休みに海外旅行を計画している方は、早めに下調べをしていきましょう!


~当院でお問い合わせの多いワクチン~ ※この他のワクチンも取り扱いございます。

●MRワクチン(麻疹・風疹混合)
今年、台湾からの旅行者が沖縄に持ち込み、日本でも発生しましたが、麻疹(はしか)は世界中でうつる危険性があります。日本では、生まれた年代によって、接種履歴が下記の3パターンに分かれています。
・定期接種ではなく、任意接種だった方(昭和53年以前に生まれた方)
・定期接種で1回の接種が義務付けられた年代の方(昭和53年-平成2年4月1日に生まれた方)
・定期接種で2回の接種が義務付けられた年代の方(平成2年4月2日以降に生まれた方)
1回の接種で95%以上の人が免疫を獲得できるといわれており、2回接種をすることで1回目の接種で十分な免疫獲得が出来なかった人も免疫をつけることができます。

また、妊娠中に感染すると胎児に重篤な症状が出る風疹も予防すべき感染症です。幼少期に打たれていない世代の方、抗体価が十分でない方には、麻疹・風疹を同時に予防できるMRワクチンの接種が推奨されています。

●狂犬病
狂犬病は年間5万人以上が死亡する人畜共通感染症です。発症するとほぼ100%死亡します。哺乳動物に咬まれたり、傷口、目や口の粘膜をなめられたりすることで感染する可能性があります。
アフリカ、アジア、中南米で特に注意が必要です。

●破傷風
破傷風は、破傷風菌がうつることによってかかり、口や手足のしびれがおこる病気です。破傷風のワクチンを受けた子供の発症例は皆無に等しいのですが、発症すると3人に1人が命を落としてしまうという恐ろしい病気です。破傷風ワクチンは3種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風・百日咳)に含まれていますので、定期予防接種で12歳の時に接種していれば、20代前半までは免疫がありますが(約10年間の免疫持続)、最終接種から10年経過した方は、追加の予防接種をお勧めします。定期接種をしていない方は3回接種が必要です。


海外渡航の際は、当院のトラベラーズ外来をぜひご活用ください
https://www.mymc.jp/travel/


ご希望のワクチンが決まっている場合はこちらからお申込みお願いいたします。
ワクチン仮申込みフォーム



▼渋谷区全額補助事業
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投稿者: 医療法人社団 霞山会

2018.06.25更新

マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。


例年、患者として報告されるもののうち約80%は14歳以下ですが、成人の報告もみられます。
マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられます。当院でもマイコプラズマ肺炎の疑いのある患者様は年間を通じて一定数おられます。


主な感染経路ですが、患者の咳・くしゃみのしぶきを吸い込んだり、患者と身近で接触することが挙げられ、飛沫感染と接触感染の2つと言われています。


感染すると約2~3週間の潜伏期間の後に、
・発熱
・だるさ
・頭痛
・たんを伴わない長く続く咳
などの症状がみられます。重症化して、合併症を引き起こす可能性もあるため、早めに医療機関に掛かることが推奨されています。


また、感染を予防するにはかぜと同様で手洗いやうがいをしっかり行うことが必要です。


以前では、マイコプラズマ肺炎を特定する検査は数日を要していたようですが、数十分で検査結果を知ることのできる迅速検査を導入している医療機関も増えているようです。

当院でも喉の奥の粘膜を綿棒でぬぐうことでマイコプラズマ抗原の検査が可能な最新の迅速検査機器を導入しています。


投稿者: 医療法人社団 霞山会

2018.06.18更新

毎年春先になると、花粉症のつらい症状に悩まされる、、本当に大変ですよね…


空気中を飛んでいる花粉が鼻や眼の粘膜に付着して、くしゃみや鼻水、眼のかゆみ、
さらには喉のかゆみ、イガイガ感、皮膚のかゆみ、頭がボーっとするなど、ありとあらゆる部位に不快感が生じてたまりません。


花粉症は日本でも世界的にも増加し続けており、日本ですと10 人に3人が花粉症にかかっているとの調査報告もあがっています。その中でも多いのがスギ花粉症で、花粉症患者の90%(4人に1人)がスギ花粉症に悩まされているようです。


花粉症はアレルギー性鼻炎の一種であり、その花粉が飛ぶ季節のみ症状が現れるため、季節性アレルギー鼻炎と呼ばれます。
これに対して、1年中症状の見られる通年性アレルギー性鼻炎の代表として、ダニアレルギーがあります。他の原因としては、真菌(カビ)、昆虫、ペットの毛などがあります。通年性アレルギー性鼻炎も、花粉症と同じくらい広まっており、日本では4人に1人に近い割合(23.4%)で症状を抱えていることが報告されています。


アレルギー性鼻炎の代表的な原因であるスギ花粉とダニ、どちらも症状がひどくなると、集中することができず、仕事や家事もままならず、なんとか直したい、症状を抑えたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。


そこで!!
アレルギーに悩まされる方へ、
当院も鳥居薬品のご協力のもと、スギ花粉・ダニアレルギーを治療したい方へ、アレルゲン舌下免疫療法をスタートしました。


アレルゲン舌下免疫療法とは、それぞれスギ、もしくはダニを原料としたエキスから作られた治療薬を、少量から服用継続することにより長期にわたり症状をおさえる可能性のある治療法です。注射による痛みもなく治療ができ、アレルギーの原因物質を少しずつとって体を慣らしていくことによりアレルギー症状を起こりにくくする働きがあります。

検査を希望される方は、下記の個人問い合わせフォームよりご入力をお願いいたします。
個人問い合わせフォーム


この薬品を服用する前に、スギアレルギー、もしくはダニアレルギーの確定診断が必要です。
まずはアレルギー検査を行って調べてみましょう!!

アレルギー検査について
アレルギー外来のご案内

舌の下(したのした)で行う鳥居薬品の舌下免疫療法専門サイト
※当院も舌下免疫療法について相談できる医療機関としてご紹介いただいております。



▼渋谷区全額補助事業
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投稿者: 医療法人社団 霞山会

2018.05.31更新

健康診断ではしばしばお腹周りを測られることがあります。
ですが、そんなところ測ってどういう意味があるの?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。


健康診断ではこの測定を「腹囲」の測定といいます。


腹囲の測定を行う中で、腹囲の数値を聞いて普段のウエストのサイズと、あまりにも違う数値が出て驚かれる方もいらっしゃいますが、腹囲とウエストは意味が異なり、
・ウエスト・・・お腹周りの一番細い部分で測る
・腹囲・・・おへそのあるラインで測る
という違いがあります。

この腹囲の数値が男性の場合は85cm以上、女性の場合は90cm以上で「内臓脂肪過多」と判定されます。
2008年4月から始まった「特定健診・特定保健指導」において、腹囲を測ることは40歳以上の健康診断を行う上で必須の項目として厚生労働省が定めました。


実は日本人は、欧米人よりも内臓脂肪を溜めやすいと言われていたり、日本人と欧米人の皮下脂肪面積を比較すると日本人の方が少ないですが、内臓脂肪面積を比較すると、ほぼ同じという調査結果が出ています。
(参考資料:Tanaka S.et al.:Acta Diabetol.,40,S302,2003)

腹囲が増加するに伴いメタボリックシンドロームのリスクも高まるとも言われているので、腹囲を測ることはとても大きな健康の指標となっているのです。


CT検査や腹部超音波などで内臓脂肪をみてもいいのですが、検査時間や、費用がかかってしまいます。
そこでより簡便かつ身体への負担もない腹囲測定が医療機関では行われています。


皆さんの健康状態を検査する上で、採血や体重などと同様に、腹囲も大切な検査の一つですので、検査時はお腹を凹ませることはせずに検査させてくださいね!

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投稿者: 医療法人社団 霞山会

2018.05.22更新

最近、当院でも溶連菌感染の疑いの方がいらっしゃっております。
子供の病気という印象を持たれている方も多くいらっしゃいますが、この機会にどのような病気であるか、ご説明いたします。


▼国立感染症研究所ホームページ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/340-group-a-streptococcus-intro.html


■溶連菌とは??
溶連菌とは、A群β溶血性連鎖球菌という細菌です。感染する部位は、呼吸器や皮膚です。具体的には、鼻の粘膜やのどの粘膜、扁桃腺などに感染するのが一般的です。


■主な感染経路と症状は?
溶連菌に感染する原因は、ほとんどがせきやくしゃみなどの飛沫感染だと考えられています。感染すると、2~5日の潜伏期間を経て、発熱やせき、のどの痛みなどの症状が現れます。以下のような症状が現れたら、速やかに医療機関を受診しましょう。

・発熱
・のどの痛み
・頭痛、身体の倦怠感
・イチゴ舌(舌がイチゴの表面のように赤くブツブツした状態になる)
・首のリンパ節の腫れ
・顔や身体に小さな発疹


■主な予防方法は?
溶連菌は、感染力の強い病気です。感染予防のために、手洗い・うがいを徹底しましょう。せきやくしゃみなどの飛沫感染により感染することが多いため、マスクの着用も効果が期待できます。

当院では、溶連菌の迅速検査を保険診療で行っておりますので、気になる症状がございましたらお問い合わせください。

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投稿者: 医療法人社団 霞山会

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