クリニックブログ

2019.04.22更新

ゴールデンウィークも間近に迫り、楽しい休日を過ごすためにもご自身の健康管理も気になっていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。MYメディカルクリニックでは皆様の日頃の健康管理をサポートし、よりよい生活を送くっていただけるようお手伝いさせていただきたいと考えております。

本年4月より常勤医師として診療・運営に携わっております伊藤公博と申します。
大学病院に勤務しておりましたが以前より当クリニックで外来診療や健康診断業務を行っておりました。

大学病院や関連病院では主に消化器疾患(食道・胃や大腸、肝臓、胆嚢、膵臓といったおなかの病気)や内視鏡検査・治療を専門とした診療を行っておりました。特に胃に関しては胃がんの基礎研究に加え、早期胃がんに対する内視鏡治療やピロリ菌感染胃炎の除菌治療など多くの症例を経験しております。

当クリニックは予防医療の推進に力を入れております。ピロリ菌感染は慢性胃炎を引き起こし、胃潰瘍や胃がんの原因となることがわかっており、感染早期の除菌ほど胃がんの予防効果が高いといわれています。現在、日本ではピロリ菌感染者、とりわけ若年の感染者は減少傾向にあるものの、健診や外来においてまだまだピロリ菌感染胃炎を診断することは多く、時に症状がなくても胃がんと診断にいたる症例をみることがあります。より充実した医療サービスをご提供するため、本年6月より同じビル内4階にも診療スペースを拡大いたしますが、それに伴い消化器領域でも最新の内視鏡機器を導入し、苦痛の少ない安全な検査の提供と、ピロリ菌感染胃炎や胃がんの早期診断、早期治療につながる体制をより強化して参りたいと考えております。

おなかの病気以外にも総合内科医として高血圧、糖尿病、脂質異常などの生活習慣病の治療から風邪や感染症、各種ワクチン接種などの外来診療も行っております。日常でお困りの事や、健康診断の結果で心配な事、何か疑問のある時にはまずはご相談ください。必要な場合には大学病院や提携医療機関へのご紹介も可能です。
また当医療法人の活動の一環として、AI (人工知能) による診断補助などの最先端医療技術の開発や共同研究を行っており、一般診療以外でも社会全体に貢献できるよう活動して参りたいと考えております。

最後に、受診者様の健康管理をサポートするため、健康診断・人間ドック、各種ワクチンによる予防接種、夜間・休日も含めた全身管理のできる外来診療、保健師による保健相談・指導などこれまでの当クリニックの特徴を一層良いものとし、常に成長していきたいと考えておりますので、これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

医療法人社団 霞山会 MYメディカルクリニック
理事 伊藤 公博

伊藤先生

伊藤医師経歴はこちら


投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.04.15更新

国内・海外含めて長期の休暇を利用して旅行に行かれる方は多いのではないでしょうか。
このような長期休暇では、

・普段行かない環境や地域に行かれることで旅行者が感染症に罹患するリスク
・罹患者が「休暇中の移動」や「休暇明けに職場や学校」で感染を拡大させてしまうリスク
が懸念されます。

特にはしか(麻しん)は感染力が非常に強く簡単に人から人に感染します。
主な症状は感染後、約2週間後に
・発熱
・咳
・鼻汁
・結膜充血
・発疹
が現れます。

手洗い、マスクのみで予防が難しいため、予防接種が最も有効な予防法と言われています。
はしかは、実は海外渡航先で罹患するケースも少なくありません。
東京都感染症情報センターによれば、約20%が海外で感染している可能性があるとのことです。

麻疹感染分布

出典:http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/measles/measles/

ワクチンを接種することで95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。
また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。
そのため、今回の休暇を利用して渡航を予定している方は、予防接種の接種歴を母子手帳等で確認してみてください。
2回接種の無い方は早期の予防接種を推奨します。

また、抗体検査といって麻しんの免疫の有無を確認するための検査も可能ですので、予防接種歴が不明な方やご自身の免疫の状況に不安がある方は調べておいた方がよいでしょう。

当院では、はしか(麻しん)や風疹の抗体検査は、検査後通常では3日後で結果をお伝えすることが可能です。
検査後3日後を目安に再度ご来院を頂きまして、抗体価が低い場合にはすぐにワクチンの接種も可能となります。

抗体検査やワクチン接種のご希望は、お電話にてお申し付けくださいませ。

医療法人社団 霞山会
MYメディカルクリニック
03-4579-9011(案内ガイダンスに従い2番を押してくださいませ)

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.04.15更新

みなさん、こんにちは。
4月といえばお花見や歓送迎会のシーズンですがハメを外してお酒を飲みすぎていたりはしませんか。
お酒の席はたしかに楽しいものですが、あまりにも飲みすぎてしまうと急性アルコール中毒や臓器障害、依存症など多くのリスクが有ることも確かです

https://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/houkoku/061122b.html
(参照:厚生労働省 成人の飲酒実態と関連問題の予防について)

そこで今回は上記のようなことを引き起こしかねないアルコールの耐性を知ることができるアルコール遺伝子検査について書いていこうと思います。

当院では4月からアルコール感受性遺伝子検査をオプション検査としてできるようになりました。
一人一人の酔っ払いやすさ、二日酔いのなりやすさなどは、かなりの程度、遺伝的体質で決まります。
体質の差など些細なことと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっとしたきっかけでトラブルに繋がってしまうこともあるのがお酒の怖いところです。

こちらの検査ではタイプに合わせた遺伝子カードが分析結果とともに届きます。
分析結果は下記の図の通り全部で9タイプあり、大まかに5種類に分類できます。

アルコール感受性遺伝子

出典:EBS アルコール感受性遺伝子検査キット
https://www.e-b-s.co.jp/company/product/alcohol/

①白型 (依存症リスクが最も高い大酒飲みタイプ)
②緑型 (つい飲み過ぎてしまう大酒飲みタイプ)
③橙型 (飲酒によるリスクが最も高いタイプ)
④黄型 (飲酒によるリスクが高いタイプ)
⑤赤型 (お酒を受けつけない完全下戸タイプ)

新年度を円滑に進めていくために歓迎会ムードを楽しむこともいいですが、自分のアルコール耐性を知ってトラブルに巻き込まれないようにすることも大事ですね。

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.04.08更新

2018年の夏より、厚生労働省が注意喚起していた風疹感染が収まらず、拡大が続いております。

▼毎日新聞「風疹流行収まらず 今年の累計1033人 新たに74人報告」
https://mainichi.jp/articles/20190403/ddm/012/040/044000c

東京都内でも4月3日時点で、累計341人に上ってきております。

▼東京都感染症情報センター「風しんの流行状況(東京都 2019年)」
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/rubella/rubella/

 

以前もご紹介しておりますが、次の図のように、日本では世代・性別ごとに風疹予防のためのワクチン接種について接種回数が異なっております。
とりわけ、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性(今年度40歳から57歳)が定期接種としては予防接種をしておらず、感染者の多くを占める状況となっております。

風疹ワクチン接種歴

そのため、国の2019年度予算にて、こちらの世代の男性に対して、無料で風疹予防を実施できる政策(クーポン配布)が運用開始いたしました。
風疹予防クーポンは各市町村でリリース時期が異なるようですが、順次お住まいの市区町村からご自宅へ郵送されるスケジュールとなります。

■風疹予防クーポン(サンプル)
風疹予防クーポン


【実施方法】※厚生労働省「風疹の追加対策について」
① 抗体検査の受検目標の達成に計画的に取り組むため、3か年計画で、段階的に行う。
② 1年目(~2020年3月)は、まずは昭和47年4月2日~昭和54年4月1日生まれ(約646万人)の男性に対して、市町村からクーポン(受診券)を送付する。
(参考)対象世代の選定の考え方
追加的対策の対象で現在39歳から56歳(昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれ)の中でも、若い年齢の方ほど患者数が多く、特に現在39~45歳(昭和47年4月2日~昭和54年4月1日生まれ)(約646万人)の男性の患者数が対象世代の患者数の半数以上を占める。
③ なお、1年目に市町村から受診券を送付しない昭和37年4月2日~昭和47年4月1日生まれの男性についても、市町村に希望すれば、クーポン(受診券)を発行し抗体検査を受検できることとする。

▼朝日新聞「風疹の予防接種、男性3年無料に 免疫ない39~56歳」
https://www.asahi.com/articles/ASLDB6T4PLDBULBJ01M.html


当院は、「風しん抗体検査及び風しんの第5期定期接種に係る委託集合契約」を結び、こちらの風疹予防クーポンのご利用が可能な医療機関となります。
お手元に届かれましたら、お電話にてご予約くださいませ。

医療法人社団 霞山会
MYメディカルクリニック
03-4579-9011

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.03.18更新

最近は年末年始のインフルエンザA型のピークが過ぎ、あっという間に花粉症のシーズン真っ只中ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は3月24日に世界結核デーが迫っていますので「結核とは何か?」についてのブログです。

結核患者数でいうと、インド、インドネシア、中国などが多く、東京都感染症情報センターによると日本全国で約2万人、東京都だけでも約3,000人が毎年新たに報告されています。

では結核はどの様な病気かというと…
結核は飛沫感染で、感染した人が実際に発病するのは1割から2割程度で、感染してから6ヶ月~2年後までの発病が多く、免疫力が低下したり、体力が落ちたときに発病することもありますが、一生発病しない方もいます。

なんと、意外と結核菌の潜伏期間が長く一般的に半年から2年程度と言われていています。
そのうち咳・痰・微熱などの症状が現れ、血痰や食欲低下、体重減少等の症状が現れます。
治療せずにほうっておくと、肺の病変が拡大して呼吸困難に陥ることがあります。また、骨や腸管、腎臓など肺以外の臓器にも病巣を作ることがあります。

特に恐ろしいのは、HIV感染者は結核にかかりやすくなってしまい、もう一方の病気を進ませる病態をつくります。HIVと結核の組み合わせは致命的と言われています。

当院で出来る結核に感染しているか、または過去に感染していたかを調べる検査は、
QFT検査、T-SPOT検査、という採血の検査。
ツベルクリン反応検査という注射の検査ができます。

最近当院では海外留学などで、海外の留学先の学校が予め結核検査を指定していたり、必須であったりする学校も増えてきています。そういったご利用でもご対応は可能です。
※各検査をご希望の場合は事前にお問い合わせまたはご予約をお願い致します。

昔は治療法がなかった結核ですが、今はきちんと治る病気ですので安心してくださいね。
風邪の様に、しょっちゅうかかる病気ではないですが、疲れて免疫力が低下しているタイミングなどは油断できません。予防のポイントとしては予防接種、咳エチケット、定期健診が勧められています。

(出典:http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/tb/)
(出典:http://www.jata.or.jp/tp_detail.php?id=71)

 

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.03.14更新

みなさん、こんにちは。
3月、4月は歓送迎会シーズンで何かと飲み会が増える時期でもあります。みなさん、普段から肝臓をいたわっていますか?
肝臓といえばお酒をイメージする方もいらっしゃる方が多いと思いますが、今回は肝臓の役割や気をつけるべきことをまとめてみました。

肝臓はどの様な臓器かといえば、
① 必要な蛋白の合成・栄養の貯蔵
② 有害物質の解毒・分解
③ 食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌

上記を主な働きをしています。肝臓は沈黙の臓器と言われており、肝臓は異常が現れても痛みなどの症状を出すことがあまりありません。そのため、肝臓に異常が起こっても気付きにくく、異常に気づいたときには病気が進行しているケースがあります。

血液検査等で異常が認められたら、肝臓に負担をかけ過ぎている証拠ですので、飲酒量のコントロール、栄養バランスの取れた食習慣の見直し、休養などで肝臓を休めましょう。

さて、今回は肝臓がんについて少し詳しくお話しします。肝臓がんには大きく2種類に大別されます。
・原発性肝臓がん・・・肝臓を形作る細胞ががん化してしこりを作ったもの。
・続発性(転移性)肝臓がん・・・肝臓以外の臓器にできたがん細胞が血液によって肝臓に着床し、病巣を作ったもの。

原発性肝臓がんの主な原因は、肝細胞がんです。肝細胞がんは、B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルスが原因となる場合や、糖尿病・肥満等の生活習慣に起因するものもあります。

肝臓がんの早期発見には、
①採血検査
②エコー、CT、MRI等の画像検査
があります。

当院では、CT・MRIは提携医療機関と連携することになりますが、それらの検査が可能です。採血検査では、腫瘍マーカーと呼ばれる検査でAFP、PIVKA-Ⅱ(2種類)を調べます。

一方で、肝臓がんの予防として、B型肝炎ワクチンを当院では推奨しております。B型肝炎ウイルスに感染すると、約10%の人は慢性肝炎を発症し、肝硬変や肝臓がんへと進行する危険性が高まると言われております。特に中国や東南アジア、南アフリカ諸国への渡航予定のある方や、医療機関などで血液や体液に接触する可能性のある方は接種を検討した方がよいでしょう。

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.03.11更新

1年の締めと来年度の準備の真っ最中で忙しい年度末ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
季節の変わり目ですので、体調変化が起きやすい時期ですのでご自愛ください。


さて、当院も新年度に向けて着々と準備を進めております。何点かご紹介させていただけたらと思います。

・診療体制の変更:
4月から、消化器疾患のプロの伊藤先生が当院の常勤医師として加わっていただくことになりました。伊藤先生は消化器疾患のみならず、内科系全般に深く精通している先生です。

・診療スペース拡大:
ご利用いただいている受診者数の増加に伴い、診療スペースを4階に拡張します。6月オープンに向けて、現在準備を急いでおります。
若い世代でも罹患する可能性が高い割に、検診受診率が低い乳がんと子宮頸がんなどの早期発見に取り組むべく、婦人科専門医による婦人科検診とマンモグラフィーと連携した超音波検査機器を導入する予定です。準備が整い次第また追って紹介させていただきます。

・保健指導開始:
特定健診をより意味があるものにするために、当院でも保健指導を開始する事としました。生活習慣病による医療費の増大を押さえ、健康寿命を延伸するために、専門スタッフによる保健指導を開始する事にしました。40歳以上75歳未満の方で対象者は無料で、受診いただけます。

その他、AIによる検査診断補助の活用、マイクロRNAなどの遺伝子検査などの最先端医療に関してもご提供できるように勉強中です。


健康診断・予防接種・全身管理の外来診療・産業保健という4つの当院の従来からの特徴をより良いものに改良し、これからもご愛顧いただけるクリニックになるように日々努力してきますので、来年度もどうぞよろしくお願いいたします。

MYメディカルクリニック
院長 笹倉 渉

投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.03.04更新

皆さんこんにちは。
今年度も残り1ヶ月となり、新年度に向けて新入社員の受け入れ等忙しくなる時期が近づいてまいりました。
今回はこちらに関連して「雇入れ時の健康診断」に関してご紹介いたします。


【雇入れ時の健康診断とは】
雇入れ時の健康診断とは、事業者が常時雇用する労働者を雇い入れるときに、医師による健康診断を実施することを義務づけられている制度です。
所轄労働基準監督署長への報告義務はございませんが、本制度は労働安全衛生規則第43条に定められています。

【目的】
この雇用時健診の目的はあくまで労働者の健康管理となります。
したがって雇入れ時の健康診断の結果を採否の決定のための手段として用いることは好ましくありません。

【実施時期】
雇用時健診を実施する時期としては、入社日のおおむね1ヶ月前後に実施するのが妥当です。

【検査項目】
健康診断項目は次の11項目です。
1. 既往歴及び業務歴の調査
2. 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
3. 身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
4. 胸部エックス線検査
5. 血圧の測定
6. 貧血検査 (赤血球数、血色素量)
7. 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)
8. 血中脂質検査(LDL コレステロール、HDL コレステロール、血清トリグリセライド)
9. 血糖検査
10. 尿検査(尿中の糖及び蛋白の有無の検査)
11. 心電図検査(安静時心電図検査)

【実施しなかった場合の罰則】
事業主は法律の定めどおり、法人個人、雇用人数、事業規模を問わず、従業員に健康診断を受診させなければなりません。
あまり知られていないことかもしれませんが、事業主が義務を怠ると、50万円以下の罰金が科される場合があり、さらに従業員が50人以上の会社については年1回「健康診断結果報告書」を労働局に提出する必要があります。

以上、「雇入れ時の健康診断」のご紹介でした!

新年度の始まりは、会社の未来に共感した新しい仲間が加わり、今まで以上に社内に活気が溢れる時期かとおもいます。
従業員の健康管理をしっかり行うことが長期的には企業の生産性向上と持続・発展に好影響を与えるという健康経営に注目が集まる今だからこそ、法人個人ともに従来の健康管理方法を見直していくきっかけなのかもしれません。


▼経済産業省リリース「健康経営銘柄2019」に37社を選定しました!
https://www.meti.go.jp/press/2018/02/20190221001/20190221001.html


当院でも「雇入れ時の健康診断」のご予約を、法人様・個人様より承っております。
ご希望の方は下記の健康診断予約フォームよりお申込みくださいませ。


▼法人の担当者様はこちら
法人申込フォーム


▼個人予約の方はこちら
健康診断予約フォーム


▼お急ぎの方へ
※雇用時健診については、検査結果の即日発行【別途4,000円(税抜)】も受診から30分後を目安に対応可能(火曜日・金曜日を除きます)。
ただし雇用時に必要な項目のみとなり、婦人科などその他の検査がある場合は総合結果の発送には最低2週間をいただいております。



投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.03.01更新

寒さが和らいできましたが、花粉症の人にはつらい日々が始まってしまいましたね。
花粉症ではなくアレルギーとは無縁の人にも、今回のブログはぜひお読みいただきたい内容です。


私たちの体には体内に異物が入ってくると攻撃・排除する「免疫」という仕組みがあります。
アレルギーも免疫反応の一つですが、自分の体が傷ついてしまう場合をアレルギー反応といいます。
アレルギー反応によっておこるものは、は以下のように多岐にわたっています。

・喘息(小児・成人)
・アトピー性皮膚炎
・アレルギー性鼻炎(通年性・季節性)
・花粉症
・アレルギー性結膜炎
・食物アレルギー
・重症薬疹
・接触性皮膚炎
・蕁麻疹
・ラテックスアレルギー
・アナフィラキシー
・職業性アレルギー疾患

それぞれの詳細は日本アレルギー学会制作のアレルギーポータルに載っておりますのでご確認ください!
アレルギーポータル


皆さんの気になる症状も、もしかしたらアレルギーによるものかもしれません。
ちょっとテストしてみましょう。

◆もしかしたらあなたも? アレルギーチェック!◆
・決まった季節に目のかゆみ、充血、くしゃみ、鼻水が出る。
・掃除、衣替えなどをすると目のかゆみ、くしゃみ、鼻水が出る。
・肌が乾燥しやすく、湿疹が出やすい。
・ちょっとした刺激で肌が赤くなりやすい。。
・ひじやひざの裏など屈曲部に湿疹がでる。
・食べ物を食べた後、お腹が痛くなることがある。
・蕁麻疹がでる。
・果物や野菜を食べると口の中やのどがピリピリ・イガイガする。
・嫌いなものではないが、食べられないものがある。
・息苦しい時がある(ゼイゼイ・ヒューヒュー)。
・咳が8週間以上続くことがある。
・家族にアレルギーの人がいる。

いかがでしたか?この中で1つでも当てはまる場合はアレルギーの可能性があります。


体に侵入した異物のなかでアレルギーの原因になるものは、アレルゲンと呼ばれています。
あなたの症状の原因がどのアレルゲンによるものかを知っておけば、アレルギー反応を防ぐこともできます。
原因となるアレルゲンが何なのかは血液検査で知ることができます。


当院では1度の採血で以下の39項目のアレルゲンについて調べることができる検査を行っています。

【食物系アレルゲン】
卵白、オボムコイド、牛乳、小麦、ピーナッツ、大豆、ソバ、ゴマ、米、エビ、カニ、キウイ、リンゴ、バナナ、マグロ、サケ、サバ、牛肉、豚肉、鶏肉

【吸入系アレルギー】
ヤケヒョウダニ、ハウスダスト1、ネコ皮膚、イヌ皮膚、ガ、ゴキブリ、スギ、ヒノキ、ハンノキ(属)、シラカンバ(属)、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、アルテルナリア(ススカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)、カンジダ、マラセチア(属)、ラテックス


外来診療では保険適用、健診ではオプション検査として4,500円(税抜)で追加できます。
今までアレルギーはないと思っていた方も、一度検査をしてみてはいかがでしょうか。


投稿者: 医療法人社団 霞山会

2019.02.18更新

約1年前(2018年3月中旬)、沖縄県で麻疹が大流行した事、みなさん覚えてますか?
台湾の旅行客が沖縄県を旅行中に麻疹と診断され、沖縄県内の広い地域から二次感染例の発生、さらにその期間中に沖縄を旅行した10代男性が愛知県で麻疹と診断されました。

つい最近では大阪府が、今月8日と10日にJR東海道新幹線の東京―新大阪間を移動した40代女性がはしかに感染していたと発表がありました。
また、国立感染症研究所の最新の集計では148人報告され、既に昨年1年間の患者数の半数を超え、過去10年で最多ペースだと発表しました。

ワクチン接種や抗体検査のご希望の方は、トラベラーズ外来ページのワクチン仮申込フォームよりお申し込みください。

2019麻疹感染拡大

グラフを見ていただくと、麻疹患者数が急増しているのがわかりますね。
出所:国立感染症研究所(https://www.niid.go.jp/niid//images/idsc/disease/measles/2019pdf/meas19-05.pdf)

⬛️麻疹とは
麻疹ウイルスは非常に感染力が強いウイルスです。
手洗いやマスクだけでは予防できず、やはりワクチンによる予防接種がもっとも有効な予防方法になります。

麻疹の症状は、感染してから約10日後に
●発熱、咳、鼻水のような風邪のような症状
●数日間、39℃以上の高熱と発疹
●肺炎や中耳炎が合併症
●0.1%(1,000人に1人)の割合で脳炎も発症
※重症化すると死に至るケースもあります。

【個人の方】ワクチン接種や抗体検査のご希望の方は、トラベラーズ外来ページのワクチン仮申込フォームよりお申し込みください。
【法人の方】巡回での出張型MR(麻疹風疹混合)ワクチン予防接種も承っておりますのでお電話でお問い合わせください。

ここで、ご自分の麻疹ワクチンの接種歴を確認してみてください。母子手帳やご両親に聞かなくても大丈夫です。
日本では、生まれた年代によって、接種履歴が下記の3パターンに分かれています。
●昭和53年以前に生まれた方➡️任意接種
●昭和53年-平成2年4月1日に生まれた方➡️1回の接種が義務付けられた年代
●平成2年4月2日以降に生まれた方➡️定期接種で2回の接種が義務付けられた年代

みなさんはどの年代だったでしょうか?
私も1回の接種が義務付けられた年代で麻疹ワクチンを接種しました。しかし採血で麻疹抗体価は低下しており、2回目の麻疹ワクチンを接種しました。
1回の接種で95%以上の人が免疫を獲得できるといわれておりますが、2回接種をすることで1回目の接種で十分な免疫獲得が出来なかった人も免疫をつけることができます。

いつどこで麻疹の人と接するかわかりません。
そのため、1度もワクチン接種をしたことがない方や、1回しか接種したことがない方、とくにこれから春休みに海外(麻疹が流行している国)旅行へ行かれる方はワクチン接種をすることをおすすめします。

当院では、麻疹ワクチンを5,620円(税込)、MR(麻疹風疹混合)ワクチンを10,500円(税込)でご提供しております。
もしくはワクチンは接種したけれど、自分の麻疹の抗体価があるのか知りたいという人は、麻疹抗体価検査 3920円(税込)を受けることも可能です。

ワクチン接種や抗体検査のご希望の方は、トラベラーズ外来ページのワクチン仮申込フォームよりお申し込みください。

投稿者: 医療法人社団 霞山会

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