クリニックブログ

2018.07.24更新

日本(北半球)でのインフルエンザの流行は冬にかけてピークを迎えますが、WHOでも報告されています通り、南半球ではこの時期が冬のため、インフルエンザが流行し始めております。東アジア圏は北半球と南半球の間に位置する国々が多いため、シンガポールなどの国々では一年間に二回ほど流行のピークがあるわけです。

▼WHO報告書「世界のインフルエンザ流行の状況」(厚生労働省検疫所FORTH掲載)
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2017/07260959.html


当院でも最近、香港やシンガポールなど東アジア圏に出張や旅行に行かれた方、また東アジア圏の方々との交流がある会社にお勤めの方など、インフルエンザに感染疑いで来院されております。


東アジア圏で2018年2月では下記のような流行状況となっておりました。
▼出所:https://this.kiji.is/336667143951828065(一般社団法人共同通信社)

2018年2月インフルエンザ流行状況


インフルエンザについてご存知の方は多いかとおもいますが、非常に強いウイルスになります。ウイルスに感染してから発症までの潜伏期間は数日間とされ、発症前や回復後の数日間にも感染力が持続しており、非常に感染力が強いことから、毎年日本でも流行が起きている病気になります。


典型的な症状としては、上気道症状(鼻閉・鼻汁・咽頭痛)があり、気管支炎や肺炎になると下気道症状(咳・痰)が出ることもあります。また、全身症状としては急性の38-40℃の高熱、筋肉痛、関節痛、寒気などがあります。

ワクチン予防接種は発症予防や、重症化を防ぐ効果をもち、免疫が付くまでに接種後1~2週間は要します。
在庫が少なくなっておりますが、使用期限内のワクチンがございますので、アジア圏との交流が活発な方々や東アジアへ旅行に行かれる方はお早めに予防接種をご検討ください。



投稿者: 医療法人社団 霞山会