クリニックブログ

2018.05.31更新

健康診断ではしばしばお腹周りを測られることがあります。
ですが、そんなところ測ってどういう意味があるの?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。


健康診断ではこの測定を「腹囲」の測定といいます。


腹囲の測定を行う中で、腹囲の数値を聞いて普段のウエストのサイズと、あまりにも違う数値が出て驚かれる方もいらっしゃいますが、腹囲とウエストは意味が異なり、
・ウエスト・・・お腹周りの一番細い部分で測る
・腹囲・・・おへそのあるラインで測る
という違いがあります。

この腹囲の数値が男性の場合は85cm以上、女性の場合は90cm以上で「内臓脂肪過多」と判定されます。
2008年4月から始まった「特定健診・特定保健指導」において、腹囲を測ることは40歳以上の健康診断を行う上で必須の項目として厚生労働省が定めました。


実は日本人は、欧米人よりも内臓脂肪を溜めやすいと言われていたり、日本人と欧米人の皮下脂肪面積を比較すると日本人の方が少ないですが、内臓脂肪面積を比較すると、ほぼ同じという調査結果が出ています。
(参考資料:Tanaka S.et al.:Acta Diabetol.,40,S302,2003)

腹囲が増加するに伴いメタボリックシンドロームのリスクも高まるとも言われているので、腹囲を測ることはとても大きな健康の指標となっているのです。


CT検査や腹部超音波などで内臓脂肪をみてもいいのですが、検査時間や、費用がかかってしまいます。
そこでより簡便かつ身体への負担もない腹囲測定が医療機関では行われています。


皆さんの健康状態を検査する上で、採血や体重などと同様に、腹囲も大切な検査の一つですので、検査時はお腹を凹ませることはせずに検査させてくださいね!

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投稿者: 医療法人社団 霞山会